2012

ハッピーマンマこころの詩 大賞

「細胞に ねむれねむれと 子守唄」
      ペンネーム: 生麦小町 (59歳 女性)

ハッピーマンマこころの詩 優秀賞

「病室を 満たす家族の 笑い声」
     ペンネーム: さごじょう (30歳 男性)
 
「がん忘れ 笑う自分が ちょっと好き」
     ペンネーム: ヒデじい (64歳 男性)

キッズ部門 大賞

「がんになっても おかあさんは
          大切な おかあさん」
         井上晴登 (8歳男性)

キッズ部門 優秀賞

「しなかった 会話が家中 溢れてる」
        角森みゆき (17歳 女性)

男性部門 大賞

「もうダメと 思った時が スタートだ」
      上田文一 (51歳 男性)

男性部門 優秀賞

「笑おうよ ガン逃げ笑顔が 転移する」
      ペンネーム: 大木凛悟 (27歳 男性)

「がん退治 頑張る気力 くれた孫」
     ペンネーム: おじゃすか (64歳 男性)

ピンクリボン賞(3作品)

「生きる夢 ピンクリボンの 輪でつなぐ」
     ペンネーム: ミスター (60歳 男性)

「鏡見る 回数増えて べっぴんに」
     ペンネーム: ゆうみみん (57歳 女性)

「病い超え 家族と観戦 VV(ブイブイ)を」
     ペンネーム: にゃんくま (51歳 女性)

その他の応募作品
・死ねないぞ がん特効薬 出来るまで
・負けないで がんになんかに 負けないで
・受け入れて丸ごとがんを抱きしめる
・病んでこそ 人の痛みが よく分かり
・我慢するこころで心で癌を飼い馴らす
・切除後の フォローで戻るこの笑顔
・変わらない 笑顔の父の ガン憎し
・癌切りて母に寄り添うチューリップ
・風邪引くな ベッドのあなたの思いやり
・知らしめて いっそこの手で 好きな酒
・亡き祖父に 告げずについた 嘘悔やむ
・内視鏡 生きる証を 映し出す
・この歳で 痛まず逝ける それも良し
・微笑もう がんと闘う 人のため
・父の癌 聞いた私が 死にそうに
・がんと知り 一緒に生きる 心意気
・ふさぎこむ 心を晴れさす ネット友
・がんもまた 自分自身の ものであり
・がんもまた我が身以外のものでなし
・癌と知り 狼狽えない 父の姿
・癌だから 誰より楽しく 生きている・
・がんだって 俺の体に 違いない
・がんと聞き 生きる大切 知った俺
・癌治癒は 自身と自信 希望もて
・がん検診 結果待つ間の 秋扇
・負けてない 父の魂 最期まで
・リンパ腫も 蹴飛ばした妻 高笑い
・本人の 闘う意欲と がん治療
・床に伏せ なお這い歩み 春迎う
・ありがとう その一言が 深い愛
・1日を 一生分 過ごした日
・上司から 呼んでおけよと ビジネス書
・願掛ける 母と頑張る 父健気
・同じ明日 見る約束が 道しるべ
・細胞め 退治したると 孫が言い
・完治せよ 再発するなと 初詣
・こころまで 病まぬようにと 母になる
・愛力が 最後には勝つ 遠い道
・癌病んで めげぬ男に なりました
・我がものと つき合い方を 考える
・散る花に わが身重ねる がん告知
・決して無い 乗り越えられぬ 試練など
・おめおめと 枯らしてなるか わがいのち
・"不自由でも 心は自由 名句詠む
(実兄が脳腫瘍を患い、不自由な生活を送っているが、毎月10句の俳句を詠んでメールを送ってくれますが、いずれも心打たれる句だと思っています)"
・一番は 自分を信じ 前を向く
・薬より 効いた家族の 笑う顔
・悲しみを 勇気に変える 笑顔かな
・逝けません 親の見送り 済むまでは
・はげましの 言葉でストレス消えていく
・皮肉にも 癌が 家族を 結びつけ
・父の背を 撫で病棟の 日向ぼこ
・余命聞き 長さで綴る 設計図
・癌にならぬ 願掛けしに 初詣
・明日出来る がんをやっつける 特効薬
・生きてゆく がんは私の 伴走者
・病得て古い自分を脱ぎ捨てる
・嘆くのも 飽きて大部屋賑やかに
・限りある時間がとても愛おしい
・親がいない幸せだってきっとある
・ひとに優しくなれるチャンスもらった
・ひとの痛みがわかってラッキー


・洗濯物畳んでしまう嘘ついた
・家族でする会話がこんなにあったかいだなんて知らなかったよ
・永遠じゃないから楽しいってこと確かにあるよね
・失って 大きな気づきを 得た術後
・ガンばるぞ 駄洒落の母に 見る強さ
・舞鶴の城の桜に来年も会うを誓いぬ癌に生きつつ
・がんって、もういちど生まれ変わるチャンスをプレゼントしてくれてるのかも。
・今までの生き方は間違ってますよーーと教えてくれるのががん。
・わたしらしく生きるために、がんになったと思いたい。
・がんになって優しくなった。ひとのこころの痛みがわかるようになった。
・がんになって、得たものの方が健康なときよりずっと多い。
・がんになって、よかったと思える生き方をしたい。見てて、これからを。
・がんになったらやることがいっぱいある。めそめそしてる時間なんてない。
・みんなに話したら治る気がしてきた。
・限りある時間を惜しみ語り合い
・癌などに 負けてならじと 笑みたたえ 食べて歩いて 気力充実
・癌病んで 家族一つで 立ち向かう
・人生の ただの節目と いなおった
・処置室で友が見えたと看護師の言葉にうす目開け涙する
・乳切除 所詮 他人事だったと 思い知る 我仕事
(看護師という職業柄乳房切除の術後ケアにも携わってきましたが、自分が乳癌になったら乳房切除は仕方がないものと思っていました。でも宣告されて、切除しなければならなくなって初めて、その痛み、辛さも理解出来ました。)
・がん友が、会社に4人もいるのです。心強いったらありゃしない。
・ガン友とランチの予約待ちどうしい
・君の居る墓前に彩る彼岸花
・がん張った 夫婦の絆な ひとこころ
(ひと~ 一つの心 、人の心、同じ心)
・入院中の母の愛 母を亡くして 今あらためて感謝!
・母よりも 先に逝けぬと 力湧き 死神様を 追い返す
・がん見つけ 弱い心が 強くなり
・がん克服 人生観もより向上 悪いことばかりじゃないんだね
・検診を 呼びかけるのも 思いやり
・笑顔のまま死ぬまで一緒に貴方と居たい
・治ったんだ 信じる心 全て勝つ
・君の手が 頭をなでてくれたとき 痛みを忘れた 優しい薬
・孫の写メ 励みになれと 日々送る
・ガンになり 勉強したが なすすべなく
・父の背を 笑顔でさする 強き母
・こころには 転移なんか させるまい
・六回の 手術に耐えて 今の無事
・癌病んで 夫婦の絆 強くなる
・大丈夫 あなたといっしょに 歩いてく
・日を重ねて生きた一年を 三つ重ねて家族と歩む
・老いてなお 変わらぬ強さ 父に見る 臥しても曲げぬ 闘う背中
・来世の再会よりも今を共に
・振り向けば 17針も 今では勲章
・根を張った こころでがんの 根断ち切る
・今生きる 愛おしい今日 抱きしめて
・愛しくて ただ愛しくて 夢に看る
・胸じゃない 抱きしめるのは 心だよ
・切り抜きで 覚えていたよ iPS
・本人が 身内の不安 取り除く
・セールスも がんも撃退 母強し
・再発は 怖いが残す この乳房